ピックアップ記事

 

日本政府観光局によると、2024年10月の訪日外国人旅行者数は331万2,000人と、単月では過去最高値を記録。訪日観光客の数が増えて、温泉街もより一層にぎわいを見せるようになりました。本記事では、業界最大級のインバウンドビジネスメディア「訪日ラボ」を運営する株式会社movが、訪日客から寄せられた最新の口コミデータをもとに発表した「インバウンド人気観光地ランキング」より、「温泉・スパ」の人気ランキングを紹介します。

インバウンドに人気の温泉地は?

新型コロナウイルスの影響で大きな打撃を受けた観光業。しかし、日本政府観光局によると、2024年10月の訪日外国人旅行者数は331万2,000人と、単月では過去最高値を記録し、完全回復といえる勢いです。

業界最大級のインバウンドビジネスメディア「訪日ラボ」および店舗向け集客一元化プラットフォーム「口コミコム」を運営する株式会社movは、全国の観光地から寄せられた口コミをもとに、訪日客の人気の「観光地」を分析。今回はそのなかから「人気の温泉・スパランキング」を紹介します。

第3位 飛鳥乃湯泉(愛媛県)

3位は、飛鳥時代がイメージされたという外観が特徴の「飛鳥乃温泉」。温泉が魅力であるのはもちろんのこと、「感性の刺激」がテーマとなっており、言葉がわからなくても視覚で楽しむことができます。

芸術品や伝統工芸を使い、趣向の凝らされた美しい内装も必見。特別浴室では古代の身分の高い人が入浴時に身についていたといわれる「湯帳」を着用し温泉に浸かることができ、古代の入浴体験をするとともに肌を見せたくない人も安心できる仕様となっています。

第2位 草津温泉湯畑(群馬県)

2位は群馬県の「草津温泉」。年々観光客が増えている温泉地であり、次々に新しい施設ができているため何度訪れても楽しめる観光地となっています。

また、スキー場をはじめとした山岳リゾート地でもあるため、多様な楽しみ方があるのも魅力です。

シンボルである「湯畑」は、夜には美しくライトアップがされるため、昼間とはまた違った雰囲気で街を散策できます。

第1位 道後温泉本館(愛媛県)

道後温泉では趣を感じる街並みを散策することができ、日本らしい景色を楽しむことができます。少し足を伸ばすと「松山城」があり、日本の歴史に触れることができるのも人気の理由の1つでしょう。

夏目漱石の小説『坊ちゃん』の舞台でもあるため、作品の世界にどっぷりと浸かりたい人には特におすすめの温泉地です。

ファミリーでもカップル、友人同士でも楽しめること間違いなしです。

インバウンドに人気の「温泉・スパ」全ランキングはコチラ

以上、TOP3を見ていきました。第4位以降にランクインした温泉スポットは、以下の通りです。

ラインナップの多くが西日本エリアという結果となりました。温泉地やスパは訪日客にとっても魅力の多い観光スポットといえます。ランクインしているスポットで国際交流を深めてみるのも面白そうですね♪

(※写真はイメージです/PIXTA)

(出典 news.nicovideo.jp)

 

日本の温泉文化は3000年以上の歴史を持つことを考えると、やはりその深さには圧倒されます。今回のランキングで紹介されている温泉地は、ただのリラクゼーションスポットではなく、私たちの文化や心を映し出すシンボルのようです。特に、訪日客に人気の温泉は、その独自の魅力とサービスで、心身ともに癒される体験を提供しています。
ピックアップ記事
おすすめの記事