ここでは、幅60cm×全長223cm(フリンジ含む)の大判のストールを使用します。
◆顔まわりぽかぽか、すっぽりかぶってカワイイ! トレンドの「バラクラバ巻き」
今年らしいマフラーの巻き方のひとつが、「バラクラバ巻き」。
バラクラバとは、いわゆる目出し帽のこと。頭や顔まわり、首まですっぽり覆う防寒具として、登山、スノボ、冬のアウトドアシーンで大活躍してくれるアイテムです。また寒さが厳しい韓国では、防寒×おしゃれを目的としたファッションアイテムとしても人気なのだとか。
そんなバラクラバですが、マフラーを使って再現することができるんです。
1. マフラーの短辺をざっくり半分にたたみ、うしろでクロスさせます。
2. 両端を前に垂らしたら、首もとの輪の中に上から下にマフラーの端を通します。
*左右どちらからでもOK。
3. 反対側の端も同じように通しましょう。
4. うしろで2重になっているマフラーの内側を引き出して広げ、頭にかぶせたら完成!
耳を完全に覆うスタイルなので、耳あていらず。屋外で長時間過ごすような日にもおすすめです。
◆顔の下にボリュームを出して、小顔効果を狙う巻き方
続いては、顔の下にボリュームを出す巻き方。小顔効果を狙えるうえに、あらかじめ片結びをしてから巻くため形が崩れにくいところも優秀です。
1. マフラーの短辺をざっくり半分にたたみ、中央で片結びをします。
2. 結び目を前にして、マフラーの両端をうしろにまわしてクロスさせます。
3. 結び目の中にマフラーの端を通します。
*左右どちらからでもOK。
4. 反対側も通したら、形を整えて完成!
左右の長さが揃うと、よりすっきりした印象になります。
◆半周巻きでうしろ側が落ちてくるのが煩わしい人には、この巻き方
最後は、SNSで見て気になっていた“絶対に落ちてこない”というマフラーの巻き方。
定番の半周巻き(マフラーを肩にかけた状態から片側をうしろに巻く)をした時、マフラーのうしろ側がダラッと落ちてくるのが煩わしい…という人におすすめの巻き方です。
1. マフラーを肩にかけたら、片側を長くします。
2. 長いほうを短いほうに2回巻きつけます。
3. 巻きつけた後、下にきたほうを持ったら輪の下側から通します。
4. 首まわりの形を整え、片方は前に垂らし、もう片方はうしろに垂らして完成!
結び目ができたことで、一方がうしろ側に自然に流れる形になりました。半周巻きと見た目はよく似ているのに、確かにうしろ側が落ちにくい! これなら、ストレス少なく巻くことができるのではないでしょうか。
トレンドの巻き方や実用性のある巻き方は、複雑で難しい――と思いきや、ここで紹介した3つはどれも4STEPで比較的簡単に挑戦することができました。
何回か巻いていくうちに手が覚えてくれるので、わりと早い段階でノールックで巻けるようになるかも。
〈文・写真/高木沙織〉
【高木沙織】「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi